しばらく魚釣りの話を全然書いてませんでしたけど、釣行回数が多くなって書ききれなくなってきたのもあってサボってました。(^^; まぁ釣行回数が多くなっても必ずしも釣果の方が伴ってこないっていうのがアレなんですが。(^^;;;;;;;;;;;
というわけで今年の釣りを足早にレポしていきますね~。
寒かった春先は、波止のテトラポッド帯で根魚釣りばかりやってました。それも渓流竿、細い磯竿、アジングロッドなど軽量タックルとお手軽な仕掛けにちょこっとこだわってました。
↑ ジグヘッドに青イソメを付けて釣ったちっちゃなムラソイ。
ジグヘッドでのエサ釣りは非常にお手軽で手間いらずで操作性もよくてとても便利なんですけど、付けたエサの角度や収まり具合がなんかおぼつかない気がします。まぁ食いが立っていれば関係なく食ってくるとは思いますけど。
そういうのもあって以下のテーマの下に波止の根魚釣りの仕掛けを考えてみました。
・波止の根魚狙い専用。メバルはひとまず対象外
・足元や手前にちょっと放おる程度の近距離戦、ランガン用
・根魚狙いで根掛かりは避けられないものだが、出来るだけ減らしたい
・シンプルで操作感がダイレクトな仕掛け
↑ ね、シンプルでしょ?
まず
加藤精工のスリムシンカーはスリムな棒状なので障害物をスリ抜けやすく、硬質なので底取りの感度もよくてオススメです。
そして今回の中核を成すのが
ささめ針の「カサゴ・ガシラ」と
「カサゴ鈎」です。
これはムツバリに近い形状でハリ先が極端に内側を向いているため、これだけでも障害物を拾いにくくなります。
対してフッキング能力は低いか?と思えば意外とそうでもなく、所構わず刺さりまくるのとは違い、ハリ先が上手に滑って魚の口の固い部分、バレにくい部分を狙って捉えている感があります。しかも一度刺さるとキープ力は超強力なので、鈎ハズレによるバレは相当抑えられると思います。逆にリリースすることを考えたらこの抜けづらさはちょっと仇になりかねませんね。なので個人的にですがバーブやヒネリはなくてもいい気がするなー。ヒネリがある分だけ根掛かりしやすくなるし、ヒネリやバーブがなくても十分フッキングしてくれる魚だし。
あと道糸、ハリスともに太めの3号を使用していますけど、これは太さで根ズレ対応をさせてあるとともに、もしどうしても根掛かりしてしまった場合にはラインパワーに物を言わせて無理やり引っ張り抜くっということを想定しているからです。鈎が曲がってくることが多いですが、これで意外とスリ抜けてくる時もあるんですよ(竿先の破損には要注意!)。
たいていの根魚はラインの太さを気にせず食ってきてくれますけど、メバル狙いでこの太さは厳しいでしょうね。惜しいですがメバルを対象外にしているのはここが理由です。
最後に胴突き仕掛けスタイルにしてあることですけど、根掛かり対策だけを考えたらブラクリ仕掛けの方が根掛かりしにくいかもしれませんが、胴突き仕掛けでハリスを付けてる方が上からエサがフワフワ落ちてくる誘いの演出が付けやすくて操作感が楽しいからです。太ハリスの枝スなら張りがあるので道糸と絡みにくいところも利点です。
‥‥‥以上、この様な無骨な仕掛けで根魚だけに狙いを絞って釣ってみたところ、
↑ この辺の波止で釣れるサイズとしては割といい型のカサゴ
↑ 警戒心が薄いっぽいチビっ子メバル
↑ これもリリースサイズのタケノコメバル
‥‥‥なんてかんじに釣れてきました。
手軽で人付き合いのいい根魚たちは釣って楽しく食べても美味しいぞ~♪ ただし約15cm以下はリリースしてあげてね。根魚は成長が遅いですし、小さい根魚は食べてもいまいち味気が無いですし。