地球防衛軍は、長距離用宇宙ロケット「スコーピオン号」を完成させ、テスト飛行を実施することになった。
これに成功すれば、太陽系を越え、銀河系のどの星へも自由に行けるようになるらしい。
ダンと
ソガ隊員がテストパイロットとして搭乗するも、スコーピオン号には
高度(?)な自動化がなされていた。
銀河系のどの星へも
てアータ‥‥‥
それスタートレック世界の
最高性能の艦よりも
すごいですから!
ボーグでも困難だろそりゃ
しかもなにやら
コールドスリープ装置みたいな機能もあるらしいし‥‥‥それホントに大丈夫なんですか?
地球にソックリだけどどこかが決定的に異なっている星に迷い込み、奇妙な体験を重ねるダンたち。これってスタートレックでいう
ファーストコンタクト物ですよね。
なんだか‥‥‥
前衛的な風刺劇とでも言ったらいいのか、
シュールな光景が進んでいきます。ちょっと
『不思議の国のアリス』を彷彿とするような。
なんかエラいアンドロイドの長官は
『StarTrek: The Next Generation』のデータ少佐そっくりに頭の一部がめくれて内部が見られるし(けど中は歯車のカタマリ!油注してるし‥‥‥)。
ところで第四惑星っていえば火星ですよね。
余談をいくつか‥‥‥。
僕が
“ハマる”というものを初めて体験した作品でもある(略して
はじハマ)マンガ/アニメ
『銀河鉄道999』では、地球を発った999が最初に止まる駅として火星が出てきました。
火星というイメージどおり思いっきり
西部劇の世界で、常に砂塵混じりの
赤い風が吹いているということになっていました。
現在大変人気のあるマンガ
『ARIA』では、
テラフォーミングが完了して
水の惑星アクアと呼ばれるようになった火星が出てきました。
アクアに再現されたネオ・ヴェネチア市がまったりゆっくり描かれていてとっても心地いいです。
あと、火星-木星間にある現在の
アステロイドベルトって、昔は惑星だったんだけど
アザトース神に破壊されてしまって残骸がアステロイドベルトとなって残った。などという
クトゥルフ神話ネタがありましたけど。
んじゃ今回のセブンの第四惑星って一体どこにある星なんでしょうか? 太陽系じゃないよね?
そいえば今回は、セブンは出てきましたけど(ソガ隊員の目の前で変身しなかった?)、敵の建物や基地や攻撃機部隊を
一方的に蹂躙するだけで、
怪獣の類は一切出てこない珍しいエピソードでもありました。
旧軍まんまなノリの
憲兵隊長が飴玉でも口の中で転がしてるのか、ずっと続いていた
カラコロって耳障りな音が、最後のシーンで私服のソガとダンがはいている
ゲタの音(なんでワイシャツにゲタ?といいうツッコミは置いといて)と重なって終わるところなんかは、ちょっとホッとして終わったような感があって良かったけど。
全体的にいろいろ
SFしてるとこなんかもセブンらしくて良かったけど。
ん~~~お話としてはちとあんまアレだったかなぁ今回は。(-.-;)
今回の画像は、ST:TNG 映画第2弾
『スタートレック・ファーストコンタクト』とそのものずばり
火星です。