(※前編からのつづきです)
王森の中を疾走するパーティ一行。
ふたりは
騎乗用のお犬さまで、あとの四人は馬なんですが、
パラディンレベルが5を越えたナナは
「特別な乗機乗騎」に乗ってま~す!
このお馬さん、馬は馬でも異界から召喚する
魔獣なんですよっ!カッくいー★ せっかくだから
白馬ってことにして
エルウィングって名前もつけてあげました
(中つ国ネタ)。なんかレベルが上がると羽根が生えてペガサスみたいになりそうだよね
(なりません)♪
そろそろ
デッドルーク村が見えてくるという時、まさにそちらの方角から黒煙と戦いの喧騒が上がってきました。もう襲われてるっ!
砦柵(さいさく)の木壁を壊してオークたちがすでに集落へ侵入していました。パーティ一行もなだれ込んで
市街戦に突入です。
敵はオークだけでなく
オーガも数体混ざった
精鋭の混成部隊。なんか
妙に頭脳プレイをしてくるオーガに悩まされながらも、なんとか撃退しました(
トレドの
あやしいブレス攻撃魔術が炸裂!)。
とはいえ、村人も村の兵士も大勢が犠牲に‥‥‥。
戦士でもある
村の領主シオンバーさんも耐久力(CON)にひびく負傷を受けており、木壁も所々焼け落ち、パーティ一行が来たとはいえ、
再度侵攻を受けた時はヤバいです。
今後の対策を早急に決めねばなりません。
あ! ナナは危うく(てゆーかさっそく)
エルウィングを死なせちゃうところでした! 仕方ないので
異界へ召喚解除。わるい飼い主です。てへ♪
砦柵について
ちょっと説明を書いてみましたので
こっちもよろしくね~!
シオンバー領主たちと協議するパーティ一行。
そして結論は‥‥‥
村人900人とシオンバーさんたちには、村を一時放棄して脱出してもらい、
王森を東に抜けたところにある
イマーシーの町へ避難することになりました。
あぁ‥‥‥先の
イヴニングスターの街と同じ運命だ‥‥‥。
しかしパーティ一行だけは砦柵に留まり、村の防衛をできるだけ続けることとなりました。村人が脱出の荷造りをしている間に交代で休息を取り、脱出が開始されると見張りをしつつその長蛇の列を見送ります。
*
しんがりを務める
領主のシオンバーさんも見えなくなり、
もぬけのカラになった砦柵で休息と見張りを交代で続行するパーティ一行。
っと、上空偵察をしていた
トレドの
使い魔コルニーチェ(カラス)が、なにか恐ろしいものを発見します。
北の方角から
ドデカイやつがこちらへ向かってくる‥‥‥。
それは8本も首があるヒドラでした。
ヒドラて!
超大型クリーチャー(ルール用語)て! オーガ2体のおまけつき!
遠くからでもはっきり分かるその巨体がのっしのっしと歩いてくる様は、まさしく
攻城兵器そのものです。
これさぁ‥‥‥どーすりゃいいんかなぁ?
今ンとこ距離もあるし相手の移動速度はのろいンで、ちょぴっと考える猶予はありますが。
たしかヒドラって、
猛烈な再生能力とか、
底なしのヒットポイントとか、超大型だから
インチキくさい攻撃範囲とか、8本首で
ドカドカ攻撃してきたりとか、まあなんだ、
ヤル気をなくす萎え萎え要素が大盛り汁だくお腹いっぱいでして。(-_-;)
パーティ一行、とりあえず弓矢を
射ちまくります。有効射程外でマイナス修正がいっぱい付くけど構わず
射ちまくります。矢のストックを使い尽くす勢いで遠慮なく
射ちまくります。全然手ごたえ感じなくてももおとにかく
射ちまくります。
あ、かろうじて
トレドの
メルフズアシッドアローの呪文だけはなんとか効いてそうでちょっといいかんぢでした、が。
だってサ
これしか
やること
ないモン!!!
(`⊇')フォオオオ
おかげで、ヒドラがだんだん砦に近づいてきても、あんまり焦りとかは感じません。
帰ろかなぁとか思ってましたから。(;-__-)ノ
ほんで、そろそろ撤退の支度をしようかってくらいになった時、
ほえ? あれ?
なんか拍子抜けにヒドラが崩れ落ちましたよ?
あれれ? やっつけちゃった?
‥‥‥なんか倒せたらしいです。(^-^;) うむむ、いいんかなぁ?
あとでマスターに聞いたところ、ヒドラは
毎ラウンド18ヒットポイントの再生能力があったらしいんです。よー倒せたなあ。
↑いやだからちがうから。キモイし。(;´Д`)
まあとにもかくにも、ひとまず脅威を退けることはできました。
しかし、状況が好転するような気配はどこにも見えません。
不安に包まれたままに今回のセッションは終了しました。
p.s. マスターさま
あ゛そーいえば
デッドルーク村のポータルはどうしたんだっけ???