そーいえば書くの忘れてたんですけど、初夏に入るあたりに石川県は能登半島の西海岸側にある西海漁港(名古屋からメッチャ遠い)から出てる
遊心丸さんっていう船宿で青物ジギングをやろうって会社の方々に誘われちゃいまして、ワタクシ、ジギングは未経験でしたけど以前から興味津々でしたのでこりゃあ絶好の機会だと確信してお言葉に甘えて連れてってもらいました。わ~い♪
↑ 遊心丸の舳先から能登半島をながめて。
タックルは会社の方に丸々貸していただきまして(さすがにメタルジグとフック等パーツはお薦めのを自分で3本買いました)、事前にレクチャーしてもらった通り+お隣のアングラーの見よう見まねで竿をシャクリ+リールを巻きをぎこちなく必死にやります。やり続けます。正確にはシャクリとリール巻きを同時に、高速で、連続で、4~6回やってから一瞬ピタリと止めます。青物にジグを早い動きで追わせてから一瞬の喰いのタイミングを作るわけです。たいていその時にバイトが出るそうです。
ともかくコケの一念で必死にひたすらに続けます。はぁはぁぜぇぜぇ‥‥‥‥‥‥すると、
↑ え、ハマチ釣れちゃった! @@
自分でも何やったかよくわかってないんですが、一瞬ピタリの時にゴンゴン当たってきてそのまま向こうアワセっぽく鈎掛かりしたようです。いや~~~引くわ~~~。50cmそこそこくらいなのにメッチャ引くわ~~~。
↑ ちょ************* ヒラマサ(画像上)釣れちゃったよ! @@
ごっつい竿とでっかいリールとぶっといラインがぎゅんぎゅん引きこまれて、僕の細い腕は悲鳴を上げてヒーヒー言ってましたけど(実際何か悲鳴をあげてたっぽい気ががが)、ちょっとコワモテの船長さんが
ほれ巻け~!どんどん巻け~!休むな巻け~!って叱咤激励してくださる中でなんとかかんとか浮かせてネットを入れてもらったのはどーやら65cmほどのワラサじゃなくってヒラマサらしいですよ。えマジで? 僕、よく見分けつきませんもん。
↑ この口の端の上部が丸みを帯びてるのがヒラマサの外見上のわかりやすい特徴です。他にも胸ビレと腹ビレの位置や、外見上ではないけどファイトのパワーや食味はヒラマサの方がだんぜん上なんだそうで。
いやぁ‥‥‥それにしたってヒラマサてあーた‥‥‥そんな簡単に巡り会える魚じゃないぞ、これ。ビギナーズラック全開だったのは言うまでもないけど、それにしても‥‥‥。ただただ呆然となりました。
後でどなたかに聞いたら、ビギナーには経験者みたいにリズミカルなシャクリが出来ないからそれがかえってイレギュラーなジグの動きを誘発するので、普通のジグの動きに慣れたヒラマサやブリが(運がいいと)食ってくることがある、とのこと。なるる。
ちと青物の食いが一段落した時に、ちと軽めのジグを落としてたら、
↑ 陸っぱりで釣れてくるサイズと色ではないカサゴくんや、
↑ でっぷりしてて立派なクロソイくんなんて根魚も釣れちゃいました。いいお土産です♪
コワモテの船長さんが
クロソイじゃなくてタヌキメバルと呼べ!とか
ブラックバスそっくりだろ!とか言ってまして、なんだかまるでジギング道場の熱血師範みたいでした。(^^; そういえば釣り客も含めた船全体が体育会系の部活動っぽい雰囲気でして何やら連帯感もあって面白かったです。そう、ジギングは正にスポーツでハンティングなのでした!
↑ ハマチだらけ。僕と会社の方々の計3名で釣った釣果の一部です。これと同サイズの大型クーラーがあと2つほど満タンになりました。どーすんのこれ。(゚ロ゚;)
この日の僕の釣果は、ヒラマサ1匹、ワラサ1匹、ハマチいっぱい(たぶん20匹くらい)、カサゴ1匹、
クロソイタヌキメバル1匹。うちの家族じゃとてもじゃないけど食べきれないし近所に配るあてもないのでハマチは会社の方々に引き取ってもらいました。助かりました。
ちなみにこちらの地元ではハマチをフクラギ、ワラサをガンドと呼ぶそうです。ガンドって響きはなんかカッコいいね。愛知県では一般的にはイナダ(40cm未満)→ハマチ(45cm~)→ワラサ(60cm~)→ブリ(80cm~)って呼ぶようです。
‥‥‥というわけでカルチャーショックを受けた夢のような釣行でした。
能登すごいよ能登!
ジギングおもしろいよジギング!
もうすっかりハマってしまいまして、次の給料日からいそいそとジギングタックルを買い揃え始めたワタクシでした。誘ってくださった会社の方々と、遊心丸さんと、あと釣れてくれたヒラマサ始め魚たちにホント感謝感謝ですね! \(≧▽≦)/
‥‥‥それから2週間後、慣れない手つきでリールを巻く右手首を酷使したせいでヒドイ腱鞘炎になってしまい病院に行ってきましたとさ。>< なにこの時間差攻撃! 骨がどうかなったかと思ったじゃん!